学業優先で働く学生への提言。

アルバイトなどを通して学生のうちから仕事の経験を積んでいることは、極めて有意義なことといえるだろう。むろん、勉強をしっかりとすることが前提にあることはいうまでもない。しかし、社会人になってからの仕事については、学生の頃とは全くといっていいほどの違いがあることは心得ておくべきだろう。

社会人は、任されることになった業務を全て完璧にこなすことが求められる。それが達成できなかった場合は、言い訳は通用しないと思った方が良いだろう。

一概には言い切れないが、学生のうちは保護者の責任の下で全てのことを行う場合が一般的だ。しかし、社会に出ればそうはいかない。大学や専門学校に通いながらのバイトでは、あくまでも学業が基本になるため、都合によっては、バイトを容易に休むこともできたはずだ。しかし、社会人になればそうはいかない。常に仕事を中心に考えることが必要であり、趣味や遊びが優先されることは許されない立場になるのだ。

学校を卒業したら社会人になって勤務をするという形が一般的であるが、その形が実現することで、安心してしまうことは避けた方がいいだろう。ネット社会の台頭やグローバル化、世界各国の経済情勢などといった不確定要素に大きく左右されることになるのが、日本の企業である。そのため、常にアンテナを高く張り巡らせていくことが重要である。有名大学を卒業して、上場企業に就職できれば安心という価値観を根底から見直し、自分の目標を明確にし、責任を持って会社に貢献することが必要になるのだ。