バイト学生と社員の仕事に対する考え方の違い

義務教育を終えた後に進学する人が多くなったため、社会人になる年齢が高まりつつある。昔は15歳前後で社会人として仕事に就いている人もいたが、今は20歳を過ぎても学生でいる人は少なくない。

しかし、学生の中には働いて給与を得ている人も少なくない。アルバイトやパートといった働く環境が整っているため、小遣い稼ぎが容易であり、学生時代から社会人と同じように働くことが可能なのだ。スーパーマーケットなどでレジ台に立ち、主婦のパートに混じって学生が働く姿を見たことがあるだろう。また、居酒屋などに入れば、迎えてくれるスタッフは若い人たちが多く、見るからに学生であることも少なくない。居酒屋は活気があったほうがお客も楽しく飲めるので、学生のバイトを積極的に採用しているお店は意外に多いのだ。経営者からすれば、アルバイトの方が人件費を抑えられるという利点もある。

とはいえ、そんな学生たちが大学を卒業し社会人になった時に、アルバイトの時の習慣が抜けきれなくなると問題がある。学生時代の延長で仕事をとらえていると、中々一人前になることができないのだ。アルバイトは職場のマニュアルに従って、言われたことを実行するだけで構わないが、正社員となればマニュアル通りに労働力を提供するだけでなく、自分なりの考えを述べたり、より良く業務を進めるための改善案を提案する必要があるからだ。

社会に出て正社員として働くのと、学生バイトとして働くのとでは意識を変えなければならないことを、新社会人は知っておくべきだ。